兄弟姉妹の七五三は同時にやる?別々?それぞれのメリットや費用など
お子さまが2人以上いらっしゃるご家庭の場合、兄弟の数だけ七五三をお祝いする回数も増えます。
喜ばしいことではありますが、当日の準備や写真の撮影費用などを考えると、兄弟でまとめて七五三を行いたいと考える方も多いのではないでしょうか。
最近では、お子さまの年齢差にこだわらず、兄弟姉妹で同時にお祝いするご家庭が多い傾向にあります。
この記事では、兄弟姉妹で一緒にお祝いする場合・別でお祝いする場合のメリット・デメリットを解説しながら、当日の服装や写真撮影・初穂料について紹介します。
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兄弟姉妹の七五三は同時にやる?別々?
七五三をする年齢や時期に決まりはありません。
以前は、数え年でお祝いしていた七五三も、現在は満年齢でお祝いしても問題ないとされています。
このような流れから、兄弟姉妹で満年齢と数え年を混合してお祝いをするご家庭も増えています。
以下では、七五三のお祝いを兄弟姉妹同時にする場合と別々にする場合のメリットとデメリットをご紹介します。
■同時にやる場合
同時にお祝いする場合のメリットは、なんといっても七五三を一度に済ませることができることです。
七五三のお祝いでは、神社選びや写真撮影スタジオの予約、着物選び、祖父母へのお披露目、お祝いの食事会などパパ・ママの負担は想像以上に大きいものです。
負担の大きい七五三の行事を、兄弟姉妹同時に一度で終わらせることができるので、パパ・ママの負担を軽減できます。
同時にお祝いする場合のデメリットは、写真撮影やお参りの着付けやヘアメイクをする際に、上のお子さまのヘアメイクや着付けの時間が長くなり、下のお子さまが飽きてぐずり出し着崩れてしまうことがある点です。
下のお子さまが飽きずに待てるようなシールやおもちゃ・お絵描きや絵本・お菓子などを用意しておくことも大切ですが、写真撮影を依頼するスタジオに準備時間の配分を事前に相談しておくと安心です。
■別々にやる場合
七五三を別々にやる場合のメリットは、上のお子さまの着物を購入する場合、下のお子さまにお下がりを着させることができることです。
下のお子さまの七五三では、費用を抑えて着物を着てお祝いをすることもできます。
思い入れのある着物を着て写真に残すことができ、着物に対する思い出が一層深まります。
別々にすることで、お子さま1人にスポットライトが当たることは、メリットになる反面デメリットにもなります。
お子さまによっては、「自分も着物が着たいな」とヤキモチを妬き、ご機嫌が悪くなってしまうことも考えられます。
兄弟姉妹で別々にお祝いをする時には、お子さまに七五三の意味や「あなたが◯歳になったら同じようにお祝いするからね」と伝えて家族全員が笑顔で七五三を迎えられるようにしましょう。
兄弟姉妹の七五三を同時にする際の費用は?
兄弟姉妹の七五三を同時にする場合には、別々でお祝いする場合とは異なり費用もまとめて必要になります。
以下で書きますが、七五三のご祈祷をお願いする場合に納める初穂料は、人数分準備しなければなりません。
しかし、写真撮影をスタジオに依頼する場合、多くは兄弟姉妹一緒に撮影をした方がお安くなるところがほとんどです。
■初穂料のマナー
拝殿の前で鈴を鳴らしお賽銭を入れるだけであれば、初穂料は必要なく、お賽銭用のお金の用意だけで問題ありません。
しかし、神社で七五三のご祈祷をお願いする場合、初穂料が必要です。
一般的な初穂料の相場は、5000円~1万円ですが、金額が決められている神社もあるため、予約をする際に問い合わせておくと安心です。
また、初穂料は、のし袋に包むことがマナーです。
「ふくさ」と呼ばれる布に包んで持ち歩くと、のし袋を傷めず、きれいな形を保った状態で納めることができます。
のし袋の書き方は、以下を参考にしてください。
- ・のし袋は、中央に飾られている水引が「紅白の蝶結び」を選ぶ。
- ・のし袋が用意できない場合は、白封筒で代用可能。
- ・上段に初穂料、下段にお子さまのフルネームを書く。
- ・中袋の表に金額(金伍仟円・金壱萬円など)、裏に住所・氏名を書く。
- ・中袋がないものはのし袋の裏の左下に金額と郵便番号・住所を書く。
- ・書く時は、黒の毛筆か筆ペンを使う
■兄弟姉妹で初穂料を納める場合
兄弟姉妹一緒にご祈祷をする場合の料金は、人数分の初穂料を用意します。
ただし、兄弟姉妹で一緒にご祈祷をお願いする場合、2人目以降は割引や料金が決められている神社もあります。
ご祈祷をお願いする場合は、初穂料も予算内に組み込みましょう。
初穂料を渡す際には、人数分に分けず、同じのし袋に包みます。
表書きには、1番上のお子さまの名前をフルネームで書き、
下のお子さまはその左側に「名前だけ」連名で書きます。
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兄弟姉妹の七五三を同時にする際の服装は?
兄弟姉妹で同時に七五三をする際に、それぞれどのような服装にするべきか迷うことがあるかと思います。
以下の2つがポイントになりますので、参考にしてみてください。
■色や柄色・トーンを揃える
着物を着る際には、兄弟で色や柄の一部やトーンを揃えることで統一感が出て、おしゃれにまとまります。
兄弟姉妹でどのような写真を撮りたいのかによって選ぶ衣装を決めると良いでしょう。
スーツやドレスなどの洋装を着る際には、小物アイテムを同系色で合わせると、ぐっとおしゃれになるのでおすすめです。
■系統を合わせる
無地の着物や小さな柄・大きな柄の着物、大正ロマン風や現代風など着物の系統を合わせるだけで統一感が出ます。
さまざまな着物を取り揃えている大手フォトスタジオでは、取り揃えている着物もホームページで見ることができます。
どのような衣装を着たいのかも含めて、見ておくとよいですね。
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まとめ
今回の記事では、兄弟姉妹での七五三を同時にするメリットやデメリット、初穂料のマナーについてご紹介してきました。
現在は、お子さまの年齢差にこだわらず、兄弟姉妹で同時にお祝いするご家庭が多い傾向にあります。
兄弟姉妹で一緒に七五三をお祝いすると、兄弟姉妹で可愛い衣装を着て写真を撮れて、一生に一度の思い出になります。
子ども写真のプロが撮影するハピリィフォトスタジオでは、一生の宝物となる兄弟姉妹での七五三写真を撮ることができます。
ハピリィフォトスタジオで、安心安全に撮影していただける環境をご用意してお待ちしております。