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お宮参り

お宮参りの紐銭とは?結び方や金額相場は?

人生の節目をお祝いする行事では、地域によって様々な風習が残っています。

お宮参りで、赤ちゃんが身に着けている着物(祝い着)に、扇子やご祝儀袋が結ばれているところを見たことはありませんか?
そのご祝儀袋は「紐銭(ひもせん)」と呼ばれるものですが、もしかしたら初めて耳にした方もいるかもしれませんね。

本記事では、紐銭について解説していきます。

お宮参りの紐銭とは?結び方や金額相場は?

お宮参りの紐銭とは?

お宮参りの紐銭とは?

紐銭は、帯銭(おびせん)とも呼ばれ、お宮参りの時に「赤ちゃんが一生お金に困りませんように」という願いを込めて贈られるお祝い金のことで、ご祝儀袋などに入れて祝い着(産着/のしめ)と呼ばれる着物に結び付けられます。

紐銭は、江戸時代から始まった風習とされていて、その当時はお宮参りの時に親戚や近所の人たちに赤ちゃんをお披露目する慣習がありました。

そのお披露目の際に、親戚や近所の人たちから麻(古来、麻は魂や生命力の象徴であり、魔除けの力があると信じられていた)に通した硬貨を贈られたのが紐銭の始まりとされています。

元来はご祝儀袋ではなく硬貨を渡すのがしきたりでしたが、時代と共にご祝儀袋に入れてお祝い金を渡すのが一般的になってきました。

この風習は、関西地方を中心とした風習であり、紐銭の作法が地域によって異なったり、そもそも紐銭の風習がない地域もあるようです。

お宮参りの紐銭の付け方・結び方

お宮参りの紐銭の付け方・結び方

まず、紐銭を付けるために必要な以下のものを用意しましょう。

  • ・ご祝儀袋(あわじ結びのもの)
  • ・お祝い金
  • ・祝い着に結ぶための紅白、あるいは金銀の水引(または赤か白の麻のひも)

次に、紐銭を祝い着の背中側に結び付けます。
結ぶ手順は、以下の通りです。

  • 1.のし袋の上部に、千枚通しや穴あけパンチでひもを通すための穴を空ける。
  • 2.水引(または麻のひも)を穴に通す。
  • 3.水引(または麻のひも)を、祝い着の背中がわに結び付ける。
    (この時、縁起物と一緒に結ぶこともある。)

紐銭は、たくさんあればあるほど良いとされていますので、紐銭や縁起物が重なった状態になっても問題ありません。

<縁起物について>

「良いことがありますように」という願いが込められた品物のことを指します。
紐銭と一緒に結ぶ縁起物には、次のようなものがあり、「紐銭セット」としてご祝儀袋と一緒に販売されていることもあります。

「でんでん太鼓」
太鼓のように裏表のない素直な子に育つように、太鼓の音のような元気な子に育つようにという願いが込められています。
また、鳴物には、魔除けとしての役割もあります。

「扇子」
扇子のように、末広がりに人生が開けるようにという願いが込められています。

「犬張り子」
犬の子のように元気に育つようにという願いが込められています。
また、犬張り子は狛犬を起源にもち、「赤ちゃんの身代わりになって災いから守ってくれる」という魔除けとしての役割もあります。

「お守り袋」
様々な厄災から赤ちゃんを守ってくれますようにという願いが込められています。

でんでん太鼓と犬張り子には魔除けとしての役割がありますので、3歳の七五三までは大切に保管して、3歳の宮参りが終わったら神社でお焚き上げをしてもらうと良いでしょう。

お宮参りの紐銭の金額相場

お宮参りの紐銭の金額相場

紐銭は、慶事用ののし袋(金封/祝儀袋)またはポチ袋に入れて贈ります。(地域の風習によっては、五円玉をひもに通して渡す場合もあるようです。)

入れる金額の相場は1,000円から10,000円と幅があり、赤ちゃんとの関係性で相場が決まります。

  • ・祖父母 10,000円程度
  • ・兄弟・親戚 5,000円程度
  • ・友人 1,000円〜3,000円程度

奇数は「喜数」とも表すことがある縁起の良い数ですので、入れるお札の枚数が奇数になるようにしましょう。
なお、のし袋(またはポチ袋)には、「御紐銭」または「御祝」などと書きます。

お宮参りの紐銭のお返しは必要?

お宮参りの紐銭のお返しは必要?

紐銭は、出産祝いとは異なり、赤ちゃんの成長を願う「お年玉」のようなイメージですので基本的にお返しは不要です。

しかし、「お返しをしないのは気が引ける」という場合は、お宮参りをした時の写真を添えて菓子折りを贈るのが望ましいでしょう。

もし遠方からその日だけいらっしゃった親戚や友人がいた場合には、その場ですぐにお返しができる手土産を準備しておくのも得策かもしれません。

まとめ

お宮参りの紐銭とは?結び方や金額相場は?

紐銭という風習について、その由来や作法を解説させていだきましたが、いかがだったでしょうか。

近年では、親戚付き合いや近所付き合いが希薄になってきていますから、紐銭をいただいたら簡単なお返しをすると、お相手から気が利いていると思われるかと存じます。

その際には、菓子折りなどの贈答品にお宮参りの写真を添えるのが洒落ています。
写真は、フォトスタジオを利用して撮影するのがおすすめです。

「ハピリィフォトスタジオ」では、お宮参りの撮影プランを用意していて、お参り用の衣装や着物がレンタルでき、出張撮影にも対応しています。

また、撮影した写真データはスマホやタブレットからダウンロードが可能なので写真プリントも簡単にできます。
賢くフォトスタジオを利用して、思い出に残るお宮参りにしてくださいね。

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