入園式での写真の撮り方!おしゃれに撮るためのポイントを解説
入園式は、お子さんの成長の節目になる大切な式典。
だからこそ、晴れの日のお子さんの姿をしっかり写真に収めておきたいですよね。
最近では、デジタルカメラやスマホで気軽に写真を撮ることができるようになりましたが、カメラの機能を使いこなすことでワンランク上の写真が撮影できます。
本記事では、入園式でのおしゃれな写真の撮り方を解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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入園式での写真の撮り方の基本
入園式でおしゃれな写真を撮るためには、事前の準備が大切です。
以下の撮り方のポイントを確認しておきましょう。
■撮影場所
あらかじめ、撮影場所の見当をつけておきましょう。
屋外で撮影する場合は天候次第で撮影ができないこともあります。
晴れの日でも、日光の加減に写真の出来が左右されますので、特に「逆光」にならないように気を付けてください。
具体的な撮影シーンについては後述します。
■カメラの設定
基本的なカメラの機能・設定を確認しておきましょう。
- ・フォーカス
多くのデジタルカメラでは「半押し」、スマホでは「タップ」で被写体にフォーカスできる機能がついています。
機種によっては被写体の追跡機能等も付いていますので、お子さんにピントが合った写真が撮れるように練習しておくのも良いですね。 - ・グリッド表示
グリッド線を表示しておくと、写真のバランスが取りやすくなります。
構図について、詳しくは後述します。 - ・フラッシュ
入園式では、「フラッシュ撮影はご遠慮ください」とお願いされる場合があります。
フラッシュ機能を「オート」に設定している場合は、「オフ」にする方法を確認しておきましょう。 - ・露出補正
露出とは、シャッタースピード、絞り、ISO感度の調整により、明るさを調整する機能のことです。
スマホでは「シャッタースピード」と「絞り」は調整できず、「ISO感度(露出)」だけが調整できる機種が多いので、設定を確認しておきましょう。
例えばiPhoneでは、カメラ機能設定に「露出」だけがあり、+の値を大きくすることで光の量が増幅されて明るい写真に、ーの値を大きくすることで光の量が減衰されて暗い写真になります。
明るさ・光については、後述の「撮り方のコツ」でも詳しく解説します。 - ・タイマー
家族写真を撮影する時などに、タイマー機能を使うことがあります。
何秒の設定ができるのかを確認しておきましょう。 - ・カメラ切り替え
スマホ撮影の場合、お子さんと自撮りする時にはインカメラを使うと便利です。
アウトカメラとインカメラの切り替え方法を確認しておきましょう。
■被写体
入園式では、主にお子さんが被写体になると思います。
「カメラを向いてピース」だけではなく、いろいろな瞬間の写真を残しておきましょう。
特におすすめなのが、自然な表情を撮影することです。
例えば、先生の話を聞いている時、友達と話している時、お祝いのメッセージ(祝電)を読んでいる時、花を見ている時など、ふとした瞬間を逃さないようにしてください。
その他にも、入園式中の後頭部、ママと繋いでいる手、通園帽子を置いた時の帽子と手など、シーンやパーツを切り取った構図の撮影にもチャレンジしてみましょう。
■周辺機器
バッテリーの充電は必須ですので、前日に充電を済ませておいてください。
その他、三脚、シャッター用リモコン、SDカード等、必要な周辺機器があったら準備しておきましょう。
入園式での写真の撮り方のコツ
続いて、入園式での写真の撮り方のコツを3つに分けてご紹介します。
どれも少し工夫するだけでおしゃれな写真が撮れるので、ぜひ試してみてください。
■撮影シーン
入園式での撮影シーンを想定しておくことで、撮影チャンスを逃しにくくなります。
撮影シーンによって、撮り方を変えてみましょう。
例えば、家の前での家族写真、「入園式」の看板前など、きちっとした写真は、正面を向いてカメラ目線で撮影します。
ルーズで撮影する場合は、お子さんがカメラに近づくことで、表情も綺麗に撮影することができますよ。
また、入園式の入退場、登降園中など、お子さんが動いているシーンを撮影するときは、シャッタースピードを速くして手ブレを軽減しましょう。
シャッタースピードが調整できないスマホの場合は、連写機能の使用や、LIVE撮影の使用もおすすめです。
他にも、上記の「被写体」でお伝えしたように、ふとした瞬間もスナップ撮影のチャンスになります。
シーンによっては、ポートレート撮影にしてお子さんの魅力を引き出すのもいいですね。
■アングル・構図
通常、大人がカメラを構えるとアングルは上からになってしまいますが、子供の目線の高さや下から(ローアングル)撮影することを意識しましょう。
例えば、荷物の支度をしている場面、先生のお話を聞いている場面などは、お子さんの目線に合わせた撮り方をします。
お子さんの目線に合わせることで、その時のお子さんの気持ちが伝わる1枚になりますよ。
また、桜の木や園舎などの高い建物を写真に収めたい場合は、ローアングルで撮影しましょう。
ローアングルな撮り方をすることで、上方向に広がりのある写真が撮れますよ。
構図を意識する時は、グリッド線を表示させておくと良いでしょう。
被写体をグリッドの中心に配置する構図は安定感が出ますし、被写体をグリッド線の交点に配置するのも広がりや奥行きが出るなどの効果が出ます。
また、カメラの向きだけではなく、被写体の位置も工夫してみましょう。
例えば、「入園式」の看板前では、パパやママはお子さんの後ろに立つ、通園中は遠くにお子さんの背中があり、それを見守るママの背中越しに撮影するなど、前後に配置する撮影方法もあります。
アングルにしても構図にしても、少し変えるだけで違った印象の写真になりますので、いろいろなパターンで撮影してみましょう。
■明るさ・光
ISO感度を調整できる場合は、天候や照明の加減に合わせて調整しましょう。
晴れた日の屋外では100〜200、明るい室内では400〜800程度が目安です。
ただ、オートで設定できる機種が一般的ですので、ISO感度にこだわるよりは、シャッターチャンスを逃さないことを優先した方が良いかもしれません。
スマホでも被写体にピントを合わせると露出を自動で補正してくれる場合が多いため、お子さんにピントを合わせることを意識すれば自然と明るさも調整できますよ。
また、逆光には注意が必要です。
入園式や教室で撮る写真でも、背景に光の差し込む窓がある場合は、お子さんの顔が暗くなってしまいます。
露出補正で明るさの調整をするか、撮影者の位置を調整して、適正露出になるようにしてください。
■撮影モード
入園式の最中は、明るさの変化が少ないですし、お子さんもほとんど動きませんので、室内撮影に適したモードで撮影しましょう。
お子さんの入場前に、プログラムモード(Pモード)に適切な設定を記録しておくのがおすすめです。
一方で、入退場などの動きが多いシーンでは、シャッタースピードが優先のモード(Sモード)が良いでしょう。
また、明るさを調整したい場合は、露出を調整できるモード(Mモード)を活用してください。
モードの切り替えについてよく分からない場合は、カメラが自動で適正値に調整してくれるオート(AUTOモード)を使用する撮り方をおすすめします。
おしゃれな入園記念写真を撮るなら
さて、今回は入園式での写真の撮り方について解説しましたが、基本的なものだけでもたくさんのコツがあったのではないでしょうか。
普段、写真撮影に慣れていない方にとって、カメラの設定や撮影方法を工夫するのは容易なことではありません。
その場合は、入園式のおしゃれな写真を撮るために、スタジオ撮影をしてみてはいかがでしょうか。
フォトスタジオには、プロのカメラマンの手によって、手軽におしゃれな写真撮影ができます。
アルバムやフォトフレームの作成も注文すれば、思い出を素敵な形に残すことができますよ。
まとめ
今回は「入園式でのおしゃれな写真の撮り方」をテーマに解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
入園の記念写真のフォトスタジオで撮影する場合は、ぜひハピリィフォトスタジオにお任せください。
「入園・入学/卒園・卒業」プランをご利用いただくと、衣装レンタルとヘアセットが無料で付いてきますので、お子さんをお連れいただくだけでおしゃれな写真をお撮りいただけます。
また、家族撮影も無料で承っておりますので、みなさま素敵なコーデでお越しください。
ぜひ、ご家族の素敵な思い出を写真に残してくださいね。