【男の子の初節句】祖父母からのお祝いの相場・贈り方を解説
初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句(女の子なら桃の節句、男の子なら端午の節句)のことを言います。
お孫さんの初節句は、おじいちゃん・おばあちゃんにとっても喜ばしい行事ですね。
「初節句には節句飾りを贈ろうかな」と考える方もいるかもしれませんが、近年では節句飾りを贈る祖父母も少なくなったのをご存知でしょうか。
本記事では、男の子の初節句に祖父母から贈るお祝いについて解説していきます。男の子のお孫さんを持つ方はぜひ参考にしてみてください。
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男の子の初節句で祖父母からのお祝いは何を贈る?
男の子の初節句に何を贈るべきか疑問を持つ方も多いと思います。
昔は、初節句を迎えるお孫さんに対して、母方の祖父母から節句飾りを贈るのが一般的でした。
この風習は、「女性は父方の家に嫁入りする」という昔の結婚の在り方が主な要因になっています。
つまり、「父方の実家では、菖蒲湯や柏餅など、端午の節句のお祝いの準備をする」「母方の実家では五月人形を準備する」という役割分担があったわけです。
しかし、現代では、核家族化が進んだことに伴い、「母方の実家が節句飾りを贈る」という考え方は当たり前ではなくなりました。
そのため、節句飾りを用意する場合にも、「パパ・ママが購入する」「両家で折半する」「父方は五月人形、母方は鯉のぼりなどの分担をする」「お祝い金のみ用意する」など、ご家庭によって様々な方法が取られるようになりました。
そして最近では、「パパ・ママの考えを尊重したい」と考える祖父母が多くなっており、節句飾りの購入費用に用立てることができるようにと、祝い金(現金)を贈るのが一般的になっています。
あるいは、パパ・ママと一緒に節句飾りを買いに行き、購入費用を負担するのは祖父母という場合もあるため、祝い金を贈るのか、節句飾りを贈るのかは、パパ・ママや相手方の祖父母と相談しておくと安心でしょう。
男の子の初節句で祖父母がお祝いを贈る時期
男の子の初節句のお祝いを贈る時期は、何を贈るのか、初節句に招待されているかなどの状況により異なります。
節句飾りを贈る場合は、節句人形を飾り付けるタイミングに合わせて贈ることが一般的です。
鯉のぼりや五月人形は、春分の日(3月20日頃)以降に飾り付けますので、春分の日を目安に、それよりも少し早い時期に贈ると良いでしょう。
祝い金を贈る場合は、節句の1ヶ月前から2週間前頃に贈るのが一般的です。
ただし、初節句で食事会をする、祖父母も招いてフォトスタジオで記念写真を撮るなど、当日に会う予定があれば直接手渡すこともあります。
もし食事会や記念撮影が開催されなくても、「赤ちゃんの顔を見に来た」として、直接会って手渡しするのも良いですね。
【男の子の初節句】祖父母からのお祝いの相場・贈り方
節句祝いでは、お祝い金を贈るのが一般的ですが、いくら包めば良いのでしょうか。
また、身内のお祝いといえどもマナーを守ることも大切ですので、どのように贈れば良いのかについて解説します。
■金額相場
祖父母から贈るお祝い金の相場は、10万円から30万円だと言われています。
これだけ金額相場に幅があるのは、祖父母によってお祝い金を贈る名目が異なるからです。
例えば、「節句飾りの購入にかかった費用を負担する」という意味でお祝い金を包む場合があります。
この場合のお祝い金は、20万円から30万円、場合によってはさらに高額になる傾向です。
また、お祝いの気持ちとして10万円を包んで、その他に食事会やフォトスタジオ代にかかった実費を負担するという方もいます。
いずれの名目として贈る場合も、相手方の祖父母にもあらかじめ相談しておくと、後々のトラブルを避けることができるでしょう。
また、初節句のお祝いにお返しは必要ないとはいえ、パパ・ママは「何かお返し(内祝い)をした方が良いのでは」と考えることもありますので、パパ・ママに負担にならないような金額・贈り物にしておくことも大切です。
■贈り方
お祝い金は、のし袋(ご祝儀袋)に包んで渡すのがマナーになっています。
のしは、紅白の蝶結びになった水引を選ぶようにしましょう。
表書きには「初節句御祝」や「御祝」と記入するのが一般的です。
表書きの下には、送り主の名前を書きましょう。
お祝い事ですので、筆ペンを使って(サインペンも可)濃くて太い字で記入してください。
渡し方としては、直接手渡しできれば良いのですが、遠方に住んでいる場合には郵送でお祝い金を贈ることになります。
郵送するときには、現金書留で贈ることになりますので気を付けてください。
また、お祝い金が届くタイミングで電話を入れたり、現金書留の封筒にお祝いの手紙を入れたりするとなお丁寧でしょう。
男の子の初節句のお祝いはスタジオ撮影がおすすめ
先述の通り、男の子の初節句のお祝いの仕方には、お祝い金を贈る他にも、フォトスタジオの家族撮影の料金を負担する方法もあります。
パパ・ママはもちろん、お孫さんにとっても大切な思い出になりますから、ご家族揃ってスタジオ撮影をすることを検討してみてください。
初節句のお祝いで、スタジオ撮影をするメリットはたくさんあります。
例えば、着物などの衣装レンタルができる、プロのカメラマンに高品質の写真を撮影してもらえる、フォトブックなどの商品とセットになったプランがある、撮影用のセットや小物を使っておしゃれな写真が撮れる、などが挙げられます。
初節句は、人生で一度きりのお祝いです。
ぜひ、フォトスタジオを利用して、おしゃれで高品質な記念写真を残しておきましょう。
まとめ
男の子の初節句に祖父母から贈るお祝いについて解説してきました。男の子のお孫さんを持つ方は参考にしていただければと思います。
近年では、初節句のお祝いに、お祝い金を贈るのが一般的です。
また、大切な思い出を形に残すために、フォトスタジオで記念撮影をすることもおすすめしています。
フォトスタジオ選びに迷ったら、ぜひハピリィフォトスタジオをご利用ください。
ハピリィフォトスタジオは、子ども向けフォトスタジオで、初節句をはじめお宮参りや七五三などの撮影プランを用意しています。
初節句の撮影では、五月人形や鯉のぼりの飾り、和風の撮影セット、男の子向けの着物などの衣装をご用意していますので、おしゃれな撮影セットで撮影していただくことが可能です。
プロのカメラマンやスタッフが、ご家族の一生の思い出を素敵な形に残すお手伝いをさせていただきますので、ぜひ、ハピリィフォトスタジオをご利用ください。